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通風への工夫

2024.11.04

こんにちは、緒方建設です。

ここになってやっと秋らしい日が続くようになり、自然の風がとても気持ちよく感じます。

ところで、家を締めきって数日家を空けたり、しばらく人が住んでいない家に入ったりすると、屋内の空気が重く感じることがありませんでしょうか。そんな時窓を開けて風を通すと少し爽やかな感じがすると思います。

緒方建設の家は気密性が高いので、窓を閉め切ってエアコンを使う時でも効率よく空気の入れ替えができるように、「熱交換式換気システム」を標準設置しています。しかし一般に家の中で最も換気量が多いのは窓なので、素早く換気するには窓を開けるのが一番です。

「家の中に風を通す」という事は家を長持ちさせるためにも大切なことです。しかし通風は風の「入口」と「出口」があってなり立ちます。緒方建設ではプラン上どうしてもできない場合や、部屋の性質上必要性がない場合を除いて、通風の良い位置に窓を2か所設置するようにしております。

例えば折り返し式のリビング階段で間取り上どうしても風抜けが確保できない場合があります。

こちらは折り返し階段を工夫して通風を確保した例です。こちらは南側に大きな窓がありますが、対面の北側に窓がつくれなかったので、階段下に地窓と少しわかりにくいですが上部に高窓を設置。どちらも開閉して風の通り道が確保されています。

さらに階段の上半分の蹴込板をなくすことで、上下どちらの窓からも通風だけでなく採光も確保できて明るくなりました。また階段の下半分は収納にして有効利用してあります。

ちょっとした工夫で住まいの快適性はずいぶん変わってくるものです。

こちらは現在展示中の自社展示場でご覧いただけます。

 

 

 

 

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