【こんな工事もしています】棟瓦のスキマ下にできた鳥の巣の除去と対策
こんにちは緒方建設です。
「緒方建設は新築や大規模リフォームしかやっていないのですか?」
お問い合わせの際によくいただく質問です。答えはもちろんNoです。いわゆる「小規模」と呼ばれる工事も幅広く対応しております。
その事例のご紹介として実は先日、稲沢市で築13年・ちょうど外壁の塗装工事を行っているオーナー様からこんなご相談がありました。
「屋根に鳥が巣をつくっているようで、春先のシーズンになると糞などが落ちてくる」
鳥はとてもかわいらしいですが、鳥の糞は肺炎やその他ウイルス・ノミやダニの原因になるため不衛生ですよね・・・
ちょうど塗装工事中で足場があったので登ってみてきました。
うーん、片流れ屋根の先端、棟瓦の隙間にあきらかに藁のようなものが詰まっております。
瓦屋さんに相談したところ、「よくあること」とのこと。どうやら鳥にとって天敵であるヘビ等はここまで昇ってこられないため、安全地帯として認識されてしまうようです。
そのため、来年のシーズンが来る前に対策をする形です。また、基本的には巣立ったあとの何もいない巣でないと鳥の巣は除去はできません。
(たとえ私有地内であっても、自治体等の許可なくヒナやタマゴがいる状態の巣を除去することは禁止されています)
さらに今回は高所のため足場がある、今のうちしか処理ができないということなのですぐに瓦屋さんと作業しました。
まずは瓦を取り外して状況の確認です。
まずは巣立った後でヒナやタマゴなどが何もいない巣であることを確認。
両手で持つくらいの量です。藁とここから巣立ったであろう鳥の羽毛がこれでもかというほど詰め込まれていました。
除去した後にシーラーと呼ばれる部材を接着し、鳥の進入路となる隙間部分を埋めます。
しかしこれだけでは不十分で、鳥はついばむなどして簡単に破ってしまうそうです。
そのため、瓦用のコーキング剤を重ね塗りし入口をガッチリガード。
瓦必要な部分にもコーキングを施工しこれで工事は完了!プロの瓦屋さんによる施工なので取り外し→復旧までスムーズでした!
ちなみにこちらのお宅では3か所同様の被害があったため、全ての箇所を処置しました。
また、今回は外壁塗装工事中で足場が使用できたため比較的費用を抑えて施工することが出来たのもよかったです。(足場がない場合は足場代が別途必要になります)
そういった意味でもいいタイミングでご相談いただけたと思います。
いかがだったでしょうか?このような一風変わった工事まで幅広く対応しておりますので、何かあった際はどうぞお気軽にご相談ください。
もちろん、大規模なリフォームなどでも大丈夫です!
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