新しい自社展示場を建築します。+土地の造成工事とは?(実例レポート付)
こんにちは。緒方建設です。
この度、新しい自社展示場を建築することが決まりました。
場所は大治町で大治小学校から徒歩3分の立地です。これから建築を開始するため、詳細などは後日お知らせいたします。
そして先日、その建築用地の造成工事を行いました。
「造成工事」とは何ぞや?と思う方もいらっしゃればなんとなく聞いたことがあるという方もいらっしゃることかと思います。
戸建新築における造成工事というのは、手を加える必要のある土地や農地を住宅用地にする工事のことで、お客様が注文住宅を建築する際にも行う必要がある可能性のある工事です。
例えば建築予定地が田んぼだったら埋め立て等が必要ですし、畑や雑種地なら樹木や残置物を撤去して整地したりする必要があります。
また、土留めブロック(隣地等に土がこぼれないように積むブロック)や境界を区切るブロックを積んだりすることも場合によって必要です。
造成工事がどのようなものなのか、イメージしやすいように今回の自社展示用地の造成工事を使ってレポートいたします。
工事着手前の土地です。見ての通り、今回は雑草や防草シート等の残置物のある空き地を住宅用地にする工事となります。
残置物を撤去処分し、工事開始です。
残置物撤去が終わったら外周のブロックを積んでいきます。
このブロックは境界を区切る他、フェンスを立てるためなどにも使用します。
まずはブロックの基礎をつくるための型枠と鉄筋を組んでいきます。
ブロック基礎用のコンクリートを打設し、乾燥を待ちます。
ブロックを積み+重機でしっかり転圧を行い、整地をしたら造成工事完了です。
いかにも住宅地という外見になりましたね。見違えました。
今回は造成工事としては比較的シンプルな内容でした。とはいえブロックを積む段数や長さによって数十万円で工事できることもあれば、数百万円かかることもあるため、資金計画の上では決して小さい金額と言えません。
そのため、建築予定地の状態を確認して造成が必要か否か・必要ならどのような工事が必要なのかを早めに把握しておくことが大切です。
お客様と一緒に土地を探していると、「土地代は安いけど調べてみたら大きな造成が必要で実質かなり高い金額になってしまうことがわかった」というケースにもよく遭遇します。
造成工事の有無は土地探しにおいても資金計画の大事な要素となる可能性があるわけです。
気になっている土地を見てほしい等のご相談も大歓迎ですので、そういった際もお気軽にお問い合わせください!
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