新築工事

完成したら見えない部分

2023.04.07 新築工事

こんにちは。緒方建設です。

現場で大工さんと打ち合わせをしていた時の話ですが、「大工がつくった部分は仕上げたらほとんど隠れてまうんだよな~」と言われた事があります。

確かに床や階段以外の壁や天井は木を見せるような仕上げにしなければやクロスなどで隠れてしまいますし、屋根や外壁も仕上材を貼ると化粧柱・梁以外は隠れてしまいます。

しかし、その隠れてしまう部分にこそ建物にとって大切な部分がたくさんあります。

 

 

たとえば、建物において地震や風などの水平荷重(横からの力)に抵抗する壁を「耐力壁」といい、こちらは建物強度に大きく関わる部分です。

耐力壁も外壁を仕上げると見えなくなってしまいます。耐力壁には構造計算を行い、耐力面材(ボード系)や筋交いを使いますが、緒方建設では外壁全面に、

・地震に強い(高い耐震性能をもつ)

・火災に強い(燃えにくい)

・湿気を通す(壁内の結露を対策する)

・腐りにくくシロアリに強い(シロアリの食料にならない)

という理由で「ダイライト」という耐力面材を採用しています。

 

こちらは緒方建設が1999年(なんとまだ20世紀!当時は有限会社でした)ダイライトが発売された翌年、当時まだ珍しかった木造3階建ての建物をダイライトを使用して施工した時に、ダイライト製造メーカーである「大建工業」さんの情報誌に特集された時のものです。

見えるところでも見えないところでも手を抜かないのは当たり前のこと。この見えなくなる耐力面材ダイライトも施工基準を守って本来の性能が発揮できるようしっかり施工しております。

緒方建設では工事中の現場ご見学も承っておりますので、その際にはぜひご覧ください。。

最新記事

  • カテゴリー

  • アーカイブ